2006年02月13日

ノイズにも五分の魂:『…HOLD FAST AFFLUX 』STRUGGLE FOR PRIDE&SCREITHIN

今(一部で)話題のSTRUGGLE FOR PRIDEの唯一の音源を聞いた。


ハードコアとはまさに彼らのことである。
ハードコア解釈には様々な意見があろうが、自分はそう思った。
音楽にはメロディーという要素があるらしいが彼らにはそれはほとんど無い。
ギターはずっとビシャーっていいっぱなしだし、
人の声は、あ゛ぁー、しか聞こえないし。
ドラムとベースによってやっとくバンドの体を成している状態だ。

人によってはそれは単なるノイズ、騒音としか捉えることができないだろう。
しかし、そんな音を一生懸命創って、
一生懸命(かどうかはわからないが)録音して、
CDにプレスして、
レーベルに持ち込んで、
ディストリビューターが流通させて、
お店が売っている。
そうして自分の手元に届いた音からは、
メッセージというか、意志というか、
そういったものを感じずにはいられない。
そんな音です。

この音が、
音楽としてあなたを楽しませてくれるかは、
個人差があるのでお気を付け下さい。



posted by AT$U-SHIT at 23:41| Comment(1) | TrackBack(0) | Music Disc Review | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月12日

アコースティックでその後エレクトリック:JAPAN CIRCUIT-vol.30-@SHIBUYA AX

ロッキンオン・ ジャパン主催のイベント、
ジャパンサーキットに行って来た。

久々のAX。
音響系はこのサイズのハコの中ではかなり良い方だと思う。
さすが日テレ系。関係あるのかな。

はじめは向井秀徳アコースティック&エレクトリック。
ステージにはローランド・ジャズコーラスJC-120が一台と、
フェンダーテレキャスター(ナチュラルカラーにメイプル指板)がセットされているのみ。
アコギを弾きながら袖から登場する。
まあ、予想通りというかなんというか、
向井ワールド前回でした。
パーカッシブなアコギの使い方はけっこう好きだということが分かった。
どこがエレクトリックかと言えば、テレキャスでギャンギャン言わせたリフをディレイでループさせて、 その上にアコギで曲を重ねるという使い方。
ディレイを手に入れたギタリストが一度はやってみる使い方ですね。
一人セッション。
機材はフジテレビファクトリーで見た範囲だと、
LINE6の歪みマルチDM4とディレイマルチDL4とWammyだと思われます。
けっこう楽しめましたが、じゃっかん曲が似ているというか、最後の方飽きました。
向井ファンでなければキツイ、というのが率直な感想です。

二番手は、OvergroundAcousticUnderground
ブラフマンのメンバー+ヴァイオリン・ヴォーカルとパーカッションという構成のバンドです。
7STARSのコンピ、BASEMENT TRACKSに収録されている
Dissonant Melodyがかなり良かったので、期待していました。
そして、期待通り。
ヨーロピアン(特にスコティッシュ)フォーク調の楽曲で、
ヴァイオリンが入ると一気に雰囲気が出てかっこいい。
こういう音楽は本来あまり聴かないのですが、
とっかかりができて聞いてみると、わりといいもんですね。
TOSHI-LOWはアコギとコーラスに徹し(2曲ぐらいメインボーカル)、
ヴァイオリンのMARTINがほぼメインで歌っていました。
歌はうまいし、TOSHI-LOWと声質が似てて、ハモリもかなりきれいでした。
注目は、ウッドベースを持ったMAKOTOさんのジャケット姿。
Violentpops以来です。
RONZIもブラシ・ロッド・スティック・マレットとプレイに幅を持たせていました。ドラムセットもブラフマンで使うカノープスではなく、 パール(マスターワークスかと思われる)を使用。チューニング・マイキングもアコースティックバンドになじむようにセットされていて、 大人な感じでした。
ベースとドラムのリズム隊にどこかブラフマンの香りを感じて、それが聞きやすさにつながっていたような気がします。 (同じ人がやってるんだから当たり前か。)
そしてなんと言ってもKOHKI。このバンドを支えているのは彼のギターではなかろうか。雰囲気のあるギターを弾いてました。あっぱれ。 ブラフマンでのミスも帳消しですな。

三番手は、髭HiGE
サマソニでチラ見して気に入ったバンドで、その後アルバム『Thank you,Beatles』を聞いて、確信的に好きになりました。
期待通りのはちゃめちゃで、しかしかっこいいライブだった。
ただ、ライブならではの楽しみという部分ですこし迫力のようなものはまだまだこれからなのかなあと思いました。
これからがかなり楽しみ。

トリはマキシマムザホルモンです。
この脈絡のないブッキング。最後にやりづらかったんではないでしょうか。
でも、観客の多くは短パンにタオルそしてホルモンTシャツ。
ライブが始まればまるでワンマンかのようにホーム状態を作り上げて、
やはり今勢いのあるバンドなのだと思い知らされた。
全ての者を巻き込み、笑いを提供するMCと果てしなくキャッチーなサビが、本来ならば敬遠されそうなぐらいハードな曲調を大衆的な (居酒屋的な)居心地の良さに変えている。
相変わらず演奏と歌はうまく、全く危なげないライブだった。
インパクトが強く見ている側が食いつきやすい分、同じ展開が続くと飽きが来てしまうかもしれない、 とライブ2回目にして思ってしまったのも事実。
しかしそれも一つの様式美、スタイルとして確立されたものと捉えれば、ずっと楽しめるものなのかもしれない。
機材は、亮くんがランドールのWARHEADにMESA/BOOGIEのTUBE Power Ampというよく分からない組み合わせでした。それにクリーン用にJC-120です。上ちゃんは、ラックにプリアンプ・コンプ・ チューナー・パワーアンプ(いずれもメーカーは分かりませんでした)という構成だったと思います。足下にMIDIコントローラーとワウ。 面白かったのが、スピーカーキャビネットをハートキーの4発とマーシャルの4発という二種類使ってました。(マイクはハートキーから) そして最近はやりのDI、アバロンデザインのU5が加わっていました。 ブラフのMAKOTOも去年あたりから使いはじめたし、様々なベーシストに人気のプリアンプ/DIだそうです。

とにかく何の脈絡もないメンバーでのイベントだった。
ただ、それぞれが決して他には真似できない個性を持っているというのが共通点で、それがロッキンオンジャパンの狙いだったのかなぁ。

posted by AT$U-SHIT at 01:55| Comment(0) | TrackBack(0) | Music Live Report | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月11日

涙が出そうなぐらいおしゃれなロック:フランツ・フェルデナンド@武道館


初めて武道館でライブを見ました。
しかも今をときめくフランツ・フェルデナンド。
ツアーには服専用のバンが同行するという彼ら。
噂に違わず、おしゃれ爆発なライブでした。

事前に全く音源を聞かず、ウォークマンのCMで流れている
what do you want to?
しか知らない状態で行きました。

ディスコビートを基調として、“踊れる”サウンドがやはり特徴。
それでいて、しっかりロックしているところが、なんともにくい。
パンク的なアプローチの曲も多いけれど、けっして直情的感じは無く、
うまく角を取って、おしゃれにアレンジされている。
野暮ったいところがどこにもない。

演奏も驚くほどうまいわけではないが、要所をしっかり抑えてる。
逆に荒っぽいグルーヴがこぎれいにまとまってしまいそうな楽曲に、
ロックの魂を与えているように感じた。

ファッションやデザイン界から注目を浴びている彼ら。
音楽にあまり関心の無い層を話題やビジュアルワークで取り込み、
気軽に、でもしっかりと踊れるサウンドで虜にさせる。
売れるポップでキャッチーな要素と、
スタイリッシュでアートな感覚を併せ持っている。

そりゃ売れるわな。
次回作はどんなアプローチをみせるのかたのしみ。

posted by AT$U-SHIT at 01:39| Comment(0) | TrackBack(0) | Music Live Report | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月10日

自問自答バトンですって

三問消して三問付け足すバトン48代目だそうです。
消すはずの三問もおまけとしてやってみます。
では。

以下本来自分が消す三問です。
☆★これだけは、ゆずれないものorこと★☆
常に前提を疑うこと。
愛国心。
肉にこだわる。
フォントにこだわる。

☆★最近はまった漫画は?★☆
北斗の拳。いまさらです。
ケンシロウの眉毛が気になるポイントです。

☆★日課は?★☆
携帯のゲームでソリティアをする。
技量にかかわらず運で勝負が決するゲーム。
その日の運勢を占う意味も込めて。

以下本題です。
☆★今日の笑ったことは?★☆  
バイト先の先輩に彼女ができて、
その彼女を好きになった決め手が
アニオタだから
と大まじめに答えたこと。
2人でいるときはアニメの話ししかしないそうです。

☆★今日の悲しかったことは?★☆
今日こそは食事の量を減らそうと思っても、減らせないこと。
しかもどら焼きまで食べてしまった。

☆★今1つ映像を思い浮かべてください。何が浮かんだ?★☆
小室哲哉が大量のキーボードに囲まれながら、あの声でインカムでコーラスをしている。
globeを聞いているもので。

☆★デスクトップの壁紙は?★☆
鈴木亜美だが、なにか。

☆★好きな歴史上の人物は?★☆
後白河天皇(上皇)。日本史上最高の悪人であると思う。
福沢諭吉。コンプレックスの塊で、それを見事に昇華した人物。新渡戸稲造とともにお札になってしかるべき人物であったと思う。

☆★好きな世界史用語は?★☆
カノッサの屈辱。
世界史はよく知りませんが、語感といい出来事といい、
かなりイケてる事件だと思います。
想像するだけで、寒いです。
あと、憤死。
世界史でしか聞いたことのない死因です。

以下付け足す三問。
☆★好きな通販番組は?★☆
もちろん、ジャパネットたかたスタジオ242です!
ケーブルテレビだと深夜2時頃から朝6時頃までぶっ通しでやってます。
平田奈緒美さんのつたない商品紹介の虜です。

☆★好きな(気になっている)通販商品は?★☆
昔、ケルヒャーのスチーム洗浄機。
今、日本直販の自動すり下ろし・スライス機「あっとスライス
乗馬マシンダイエット「ロデオボーイ

☆★買ってしまった通販商品は?(店頭購入も含む)★☆
足マッサージ器。まじで気持ちいいです。
腹筋を鍛える器具、2・3種類。どれも長続きしませんでした。
でも効果はありそうだよ。

以上です。
次に回す人。49代目ですよ。
高校時代の友人でマイミク登録されてる人、やってね。
通販番組にこだわりのある人は、誰でもいいので是非やって下さい。

posted by AT$U-SHIT at 01:17| Comment(0) | TrackBack(0) | Diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月06日

アーティストのプライド

HAWAIIAN6というバンドが憤っている。

TBS系で放送された「ガチバカ!」というドラマで、 彼らの楽曲が無断で利用されたとのこと。
彼らはPIZZA OF DEATHというレーベルに所属している。
レーベルは、

民放では「音楽チャートを紹介する際にPVを使う」など、 音楽自体を尊重する形で以外、ピザバンドの音楽・映像などが使われることは通常お断りしています。
(PIZZA OF DEATH公式HPより。全文はココ

という姿勢で、レーベルとしてもかなりおかんむりである。

こういう場合に問題になるのは「著作権」というものだが、
ふつうに著作権という場合(狭義の著作権)は著作財産権を指している。
著作財産権は著作物の利害に関わる部分の権利。
音楽に関してはこの著作財産権はJASRACによってそのほとんどが一括管理されている。
今回のHAWAIIAN6の楽曲もJASRACが管理しており、
TBSはJASRACを通じて使用料を払っている。
要は、金の面では何の問題もない、ということですね。

ここで問題になっているのは「(広義の)著作権」に含まれるもう一つ、
著作人格権だ。
BGMで使用されることが著作人格権を侵害する行為にあたるという。
ここで問題になってくるのが作り手の気持ちというもの。
今回作り手は自分たちの音楽をBGMでは使って欲しくない、
という気持ちをもっていた。
この気持ちに反しているという点で、どうこう言っても著作人格権には反しているという。
(この主張が正しいかどうかは色々な解説を読んだけど、ちょっと自信ありません。詳しい方教えて下さい。)

ものを創作する、アーティストとして自分の作品を勝手に使われることは、
確かに不快なことなのだろう。
アーティスト的側面のない自分には、著作権は金とか商売とかの範囲の問題で、プライドの部分にまで及んでいるとは知りませんでした。
今回の件に関しても、プロモーションにお金がかかるなかで、
地上波のゴールデンに曲がかかるなんてラッキーじゃねーか、
なんて思っていたけれど、やっぱりそういう目で見られるのが嫌だッ、
っていうプライドは素晴らしいと思いました。

しかししかし、
テレビ局がいちいち著作者にBGMの使用許諾を取るなんてことは、
できるんでしょうかね。
「ガチバカ!」のサイトでも一切このことには触れられていないし。

レーベル側は着メロやカラオケに関しても不満の声をあげています。
今後の対応がきになります。

 


 

やっと卒論が終わって、マジで気が楽です。フリーダムです。
残り少ない学生生活を全力で楽しみます。
バトン回されましたので、次回書きます。

posted by AT$U-SHIT at 02:40| Comment(0) | TrackBack(8) | Music Business | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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